お猿の戯言 homosapiensaru's babble


2017年6月25日[土] | 20151026のつぶやき



私はいったい何者かと考える。
かつて、某お方に前世はオランダ人だったと言われたことがある 笑。
それが本当なら日本が桃山から江戸時代の頃のどこかで(そう大航海時代だ)日本を訪れていたんだと思う。そのとき相当日本の文化に魅せられた西洋人なんじゃないかと感じている。
桃山なのか江戸なのかということでかなりの違いはあるが、浮世絵よりも琳派のものに惹かれる傾向があるので桃山あたりなのかしらんとも考えたりもする。
ルイス・フロイスやフランシスコ・ザビエル御一行と来日していたら面白いと思うが、キリスト教的な発想がおよそないから違うだろう。
何れにしても、日本人として日本文化に触れていたというよりは、クリムトのように西欧人として日本の特に絵画様式に感化された者だったんだろうと勝手に考えている。
作家としての志向は、そうした日本の装飾文化に惚れ、それを再燃させたいと思う反面、スピリチュアルなミニマルなものにも傾倒するところから思うに、あの世(天国)的なものの両極端を観、その中庸を表現したいのだろうと思う。