お猿の戯言 homosapiensaru's babble
2011年1月31日[月] トムズボックスでの個展終了!
7日から始まったトムズボックスの個展もついに閉幕となりました。
足をお運びいただきましたみなさん、どうもありがとうございました。
トムズボックスという場所柄、少し絵をストーリーを感じるようなものにしましたがいかがでしたか。
店長の土井氏がピンバッジやら本やらを制作させてくださり、心より感謝です。
なお、本「homosapiensaru's wisdom」とピンバッジ3種類は、2月1日[火]〜14日[月]の二週間、青山ブックセンター本店(青山学院大学の向い・国連大学の右隣)のギャラリーブースにて展示販売されます。併せて「羅漢猿」も15体並びます。
トムズボックスとマヤ2で展開された羅漢猿が一堂にご覧いただけますので、見逃された方はぜひ、そちらでご覧いただければ幸いです。
2011年1月29日[土] マヤ&マヤ2 ついに最終日となりました
二週間があっという間に過ぎた。
ついにギャラリーハウス・マヤ&マヤ2の展覧会が終わってしまった。
写真はマヤ1の方に展示された作品の一部で、マヤ2には羅漢猿たちがずらりと並んでいた。
homosapiensaru(=猿)をテーマに展開して自分のひとつの方向性を具体化することができた。
久し振りに顔を会わせた人も多く、楽しいひと時を過ごした。
いろんな人と話しているうちに、やっぱり具象がいいですねとお褒めの言葉をいただいたり、銀座でやっている絵画系の方が好き!なんて忌憚のない声を、浮気性の私はただにやにやして受け止めていた。
私はいろいろと考える。考えている。常に頭がはち切れんばかりに思考しているのだ…。
普段なかなか体感することができないから、いつも思考の外側に追いやられてしまっていること、そう、しっかりとファンの方たちがいて、見守られているんだということを改めて感じることができた。
これからしていこうとすること、実現させ、またご披露するぞ!…と誓います。
トムズボックスの方も31日[月]18:00までです。
マヤを見逃した!という方はぜひ駆けつけてくださいな。
さて、月曜日は青山ブックセンターのギャラリーブースへ搬入・設営だ!
実はトムズボックスよりもマヤよりもスペースがありそうだ。
さぼってる暇ないぞ!がんがん!やらねば!
2011年1月28日[金] 久し振りに個展会場へ
いやぁ、今回はなかなか個展会場へ行くことができない。
今週になって今日やっとマヤの方に顔を出すことができた。ひどいよなぁ〜。
マヤさん、トムズボックスさん、ごめんなさい!
昨日は、大学の一般前期入学試験の監督と採点で終日時間を取られた。
今週の前半は、2年生の研究室分けガイダンスがあったり、3年生の全体発表があったりと大学の授業関係の締めくくりに当たり、思うように自由な時間が取れずに参った!
年明け一月の個展はおめでたくもあり、今年に懸ける力を鼓舞できると思いこの時期に催してみたが、もしかしたら大学の用事は一番立て込んでいる時期だったなぁ。長年やっていてこれだからなぁ〜。反省…。
自分の作品だけが並んだ個展会場は至福の空間である。なんとも気持ちのいいものだ。
誰でもなく、自分がこの空間に居たいがために個展を開くと言っても過言ではないかもしれない。
描かれた絵が額装される瞬間の至極の悦びとそれらが並んだ至福の空間を体験できること。幸福である。
マヤは、あと一日で終わる。
明日はどんな人とお会いすることができるか楽しみだ!
ちなみに明日は最終日のため17:00までです。お間違えのないように。
2011年1月26日[水] 「homosapiensaru's wisdom」
こんな本に仕上がっています。
64頁1色刷り¥1,200(+税)です。
テキストに触れてみて、泣いた人もいるとかいないとか…。
トムズボックスとマヤに置いてます。
2月1日〜14日は青山ブックセンターでも扱います。
どうぞよろしく〜!
中はこんなです。
ちらっとお見せしましょう。
2011年1月23日[日] IZU PHOTO MUSEUMへ
クレマチスの丘にあるIZU PHOTO MUSEUMの内覧会に出掛ける。
「母たちの神」と題する、沖縄を代表する比嘉康雄氏の写真展だ。
写真に写されたのは、沖縄の女神信仰・母性原理の祭祀だ。
人々は魂の不滅を信じ、魂の帰る場所、そして再生する場所を海の彼方のニラーハラー(=ニライカナイ)に想定し、そこから守護力をもって島の聖域にたちかえる母神の存在に守護をたのんでいる。この「母たちの神」は、〈生む〉〈育てる〉〈守る〉という母性の有り様の中で形成された、つまり内発的、自然的で、生命に対する悲しみがベースになっている〈やさしい神〉である。
—比嘉康雄『日本人の魂の原郷 沖縄久高島』より
次の羅漢猿のヒントをいただく。ありがたや〜、ありがたや〜。
→ www.izuphoto-museum.jp
2011年1月22日[土] 個展の会期が、北青山はあと半分、吉祥寺は三分の一となりましたぁ〜
銅版画の授業の途中で個展会場のマヤへ飛ぶ!
途中、ピンポイントギャラリーへ寄り、寺門孝之展を観る。
可愛いエンジェルたちが微笑んでくれました。
個展の会期が、北青山はあと6日、吉祥寺は7日となりましたぁ〜!
ご高覧賜れば幸いで〜す!
よろしくお願いいたしま〜す。
そうそう、吉祥寺のトムズボックスから「homosapiensaru's wisdom」がやっとこさ出版されました。19日に納品されていますので、お手に取ってご覧ください。
マヤの方にも見本が置いてありますので、そちらでもどうぞ!
いい本です(笑)。
画像はまた今度、今手元にない…(汗)。
2011年1月21日[金] 出版記念パーティ
平原綾香の Jupiter(ジュピター)という曲を知っている方は多いでしょう。
その作詞を手掛けた吉元由美さんから久し振りにメールが届き、12月3日に出版した「みんなつながっている」という本の出版記念パーティを催すという。
行かない訳にいかない。
吉元さんとはかつてヨガ仲間で、スピリチュアルなものを共有したものだ。一度そのメンバーたちとセドナへスピリチュアルな旅もしたっけなぁ。
久し振りにお会いした吉元さん、変わらず世の中の光明化を推進されている。彼女はきっと大天使で人々にポジティブな光りを降り注いでいるのだ。
パーティの間、一緒に何かできないものかと考えていた。
みなさん、とにかくこの「みんなつながっている」を読んでみてください。
2011年1月18日[火] ラッキ〜!
家に帰るとパイがあって、ちょうど甘いもんが食いとうて手を出した。
八分の一のワンピースを頬張ると、ガリッと何やら異物を感じて思わずそいつを吐き出した。見ればそいつは小さくて可愛い陶製の牛だった。
なんだこれ?
と、傍らにこのパイの説明書きがあった。
このお菓子の発祥はフランスで、la Galette des Rois ガレット・デ・ロア と言う。
キリスト教の公現祭(1月6日)の起源のお菓子だそうだ。
フランスでは、年が明けると一斉にお菓子屋さんやパン屋さんの店頭に並び、それを家族や友人たちが集まると、みんなで切り分けて食べ、新年の幸せを祈るそうだ。
パイの中に詰まっているのは、アーモンドクリームで、その中にさらにフェーブという小さい陶製の人形が隠されていて、それが当たった人は王冠を被って、その日一日「王さま」や「王女さま」になって祝福されるそうだ。
何も知らず、いきなり頬張って当たってしまった。
今年はいい年になりそうだ!
2011年1月17日[月] ギャラリーハウス マヤ & マヤ2 での個展が始まりました!
無事に初日を迎えることができました。
が、しかし私はばたばたで、ぎりぎりまでキャプションをいじっていたりと今日もまた悪い男でした。
オープニングパーティには大勢の方々が訪れてくださり、盛況のうちに終えることができました。
どうもありがとうございました。
パーティ用の料理はまた、教え子のmihoに頼んだ。
今回もとっても美味しかった!彼女また腕を上げたようです。
みなさんのお陰で素晴らしい展覧会の幕開けとなりました。
29日[土]まで開催していますので、お時間ございましたら覗いてやってください。
個展前の研究室 こやつらがギャラリーに並んでおります
2011年1月16日[日] ギャラリーハウス マヤ & マヤ2 の搬入・設営が終わりました
15日[土]は大学からセンター試験の監督を命じられ、普通なら土曜日に搬入ということになっているのだが、一日ずらせていただいた。マヤさんにはほんとうにご迷惑をお掛けいたしました。心よりお詫び申し上げます。トムズボックスの土井さんからは、幾度か「悪い男だ…」と避難されましたが(笑)、ほんとうに悪い男です。反省…。
毎年ではないが、センター試験の監督の仕事は大学の教職員であれば必ず回ってくる仕事だ。今回は、監督控えということで、
実際の試験会場に詰めるのではなく試験本部の片隅で緊急の交代要員としてただひたすら待ちの姿勢で控えているというお役目。
個展前の大事な時間なのになんともまぁ手持ち無沙汰なことで、生殺しのこの時間を怨んだ。
が、いればいたでいろんな用事があるもので、広報委員長としてや学科主任としての案件をいくつかこなしたり、何人かの教職
員たちともコミュニケーションを持ったりと、まぁ、積極的に意識を持てば世界はポジティブな扉をいつでも開けてくれる訳だ。
マヤさんの搬入と設営は無事終わっていよいよ明日からスタートだ。
明日は17:00からオープニングパーティがある。
私の研究室のOGがケータリングを担当。おいしい料理が迎えてくれるはずです。
お時間がございましたら、ぜひお伺いください。どうぞよろしくお願いいたします。
お待ちしております。
2011年1月10日[月・成人の日] ギャラリーハウス マヤ & マヤ2 での個展のこと
ギャラリーハウス マヤ & マヤ2 での個展に関しての詳細をexhibitionにアップしました。
来週の今日が初日です。
17:00くらいから会場におります。
どうぞよろしくお願いいたします。
2011年1月9日[日] 卒制の発表を終えて
大学では、グラフィックデザイン全般を見ていた研究室から、前任者の退官もあってイラストレーションを見る研究室を受け持つことになって3年が経つ。
初めは、イラストレーションはやはりデザインというフィールドでの展開が望ましいと感じていたのと、自分がグラフィックデザインを職業としていることもあって、イラストレーションオンリーの指導になってしまうことの違和感と寂しさを感じていたのだが、今ではどこ吹く風、イラストレーション研究室に移ってよかったぁとさえ思っている。
絵はやはりいい。
絵の描けることの幸せ。
絵で人生を生きることのできる喜び。
就職とかビジネスライクな側面を考えれば頭の痛いことが多いが、絵を職業にしていくことを真剣に捉えたい。まぁ、その前に、絵を描くことをもっと真剣に考えて行かなければならないのだが、その思考、研究の先にビジネスがある。
絵として考えて行こうと真面目に真剣に覚悟できる者たちとシビアに向き合って行きたい。
いわゆる狭義のイラストレーションとしてだけでなく、広義のイラストレーションとして、つまり、イラストレーションという枠を超えた絵としてどうあるべきか、どうするべきか。既存の枠やそこにはない展開も考えられるだろう。
つい、社会がもっと絵のもたらす効用に気づいて欲しい…と受け身な思考をしてしまいがちだが、それではどうしようもない。絵が社会にもっと貢献すること、できることを考えて行かねばならない。われわれがもっともっと啓蒙もして行かなければならないだろう。そんなアグレッシブな人材も育てる必要がある。
今年度卒業する学生たちの就職率は最悪だ。
そんな厳しい状況ではあるが、昨日の発表では研究室の学生たちはそれぞれに素敵な作品を仕上げてきたし、プレゼンテーションの際にみんなが紡いできた言葉にも心に響くものが多かった。
ひとりの学生がプレゼンしているとき、思わず泣きそうになってしまった。
超・超・超氷河期ではあるが、これからもみんな自分の中にあるものを信じてもっともっと磨いて行ってくださいね。せっかく開いた蓋を閉じるなよ〜。
もっともっと!
がんばれ!
ファイトォ〜!
2011年1月8日[土] オープニング終わりました!
夕べは、トムズボックスの初日、オープニングの日でした。
たくさんの方たちにいらしていただいて、楽しいひとときを過ごすことができました。
どうもありがとうございました。
31日[月]まで開催しております。お近くにお越しの際は、覗いていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
今日は、4年生たちの卒業研究の発表の日です。
これから審査です。
今日も一日、ガンバロ〜!
2011年1月7日[金] トムズボックスの個展始まりました!
昨日、無事に搬入、設営を済ませました。
持ち込んだ作品を広げると、心配なさっていた店主もにっこり、その出来映えを喜んでくださいました。
作品と一緒にピンバッジやらトートバッグやらTシャツやらもお待ちしておりま〜す。
本は残念ながら初日には間に合いませんでしたが、店主のこしらえたダミー本が置いてありますので、ご覧いただければと思います。お気に召しましたらご注文ください。サインをして郵送させていただきます。
本日17:00くらいからお店におりますので、お時間の許す方は覗いてみてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
本の表紙の版下をプリントアウトしたものとピンバッジたち
2011年1月1日[土] a happy new year!
あけまして
おめでとう
ございます
年が明けてしまいました。
2010年の師走も個展の準備等でばたばたして結局12月10日のdiaryでストップしてしまいました。
少し語りたいこともあるのでまた追々アップしますので時折覗いてみてください。
さて、新年です。
いよいよ今週の7日からトムズボックスでの展覧会が始まります。
ピンバッジは無事できました。本は初日に並ぶのがむずかしいですかねぇ?
今年も精進努力し邁進して行く所存ですので、よろしくお願い申し上げます。
この一年がみなさまにとって素敵な年でありますようお祈りいたします。
また昨年と同様、仙台のさくら野百貨店のお正月用のビジュアルを手掛けましたので下にその部分をアップします。
昨年以上に御目出度いものに仕上がっておりますのでご笑覧ください!
みなさんのお気持ちが少しでもHAPPYになられたらうれしいのですが…。
では、また一年どうぞおつき合いください。