お猿の戯言 homosapiensaru's babble


2014年10月12日[日] メモ



昨年の9月9日にFBへ投稿したテキストを久しぶりに見て、ここへメモしておきます。

自分の心を探り、個人的なそれを取り出すことではない。
必要なのはちっぽけな個性ではなく、全人類的な個性である。
それを見出だし、表現すること。
それは自分を通して十万億土を見ることであり、それを思い出すことだ。
個人を通して個人を滅することであり、その先にある超個人的なものを見えるようにすることである。
内省化とは引きこもることとは別のことであり、むしろ外につながるために内に向うということにならなければならない。
それと大事なのは持続させること。現在進行形の継続の中にだけ「何か」が降り、宿る。怠れば、あっという間にいなくなってしまう。
その「何か」は冷たいやつなのではない。やっているという行為こそがその者への愛情であり、その愛情を与えることができる関係が続く限りは居心地がいいと感じ、「何か」はそこに滞在し続ける。
よくなるのも、悪くなるのも結局は自分次第ということだ。何に気づき、何を大事にしていくのかは、すべて自分次第だ。
肝に銘じておくべきは、向かう場所はひとつであり、我々が存在する場所は現象界であるということ。




2014年10月12日[日] ★第27回ピースカード東京展に出品します★



第27回ピースカード東京展に出品します。

第27回ピースカード東京展

2014年10月13日[月・祝]〜18日[土]
11:30-19:00(最終日は17:00まで)

MAYA 2 にて
東京都港区北青山2-10-26
※Gallery House MAYAの裏になります


ピースカードは、だれでも参加できる平和のカード展として1988年に始められました。平和を謳ったカードそれがピースカードです。一年に一度平和のために絵を描き、絵はがきにして送り、平和について考える機会を持とうというものです。平和をテーマとしたピースフルな絵はがきが展示されています。

◎同時に、原画展も開催されます。
参加作家
北見隆 しりあがり寿 谷口広樹 中村幸子 山口はるみ
青木 くるみ、青山 タルト、あらい しづか、ウエタケ ヨーコ、大須賀 理恵、おさない まこと、 クロエドール ゆうこ、斉藤 美奈子 ボツフォード、佐藤 豊彦、城芽 ハヤト、スガ ミカ、すが ゆり、鈴木 ゆかり、高橋 みわ、 竹松 勇二、田中 ひろみ、谷口 シロウ、ちーもんず☆、千代 さやか、那須 香おり、那須 慶子、南村 盛壮、ヒロミチイト、5*SEASON、藤島 つとむ、MAKO、 ミネタ トモコ、みやかわ さとこ、ミヤタ チカ、宮原 あきこ、諸戸 佑美、山本 祐司、ユザワ エミコ、吉井 みい、吉田 利一、吉田 美穂子、ロビン 西

ことしのテーマは、小鳥のさえずりのように、心から自然に、平和の願いを、うたい続けたいものですねということで、「うたえ、平和。」です。
参加された方たちは、どんなうたをうたっているのでしょうか?テーマにかかわらず、絵柄やメッセージは広くピースを題材としたものになっています。

ちなみに私は、みんなが苦労のない世界で生き生きと過ごしたいものだという念いを込めて「梟(ふくろう)=不苦労」を描きました。かわいいですよ(自画自賛)。これは買いだなぁ! 笑

ぜひご高覧ください。




2014年10月10日[金] ★JAGDA Kasama Exhibition 東京ミッドタウン展に参加します★



JAGDA Kasama Exhibition 東京ミッドタウン展に参加します。

2014年10月17日[金]~ 11月3日[月・祝]
東京ミッドタウン・ガーデン

※ 遊歩道水路に展示

茨城県の国指定伝統的工芸品、笠間焼の巨大な「湯たんぽ」(長さが約60cm)にデザインを施し、新たな用途可能性を探るという主旨のもと制作をさせていただきました。
できあがりの写真をUPしますが、これを遊歩道水路に展示するそうで、実際に会場で観ると全然別の味わいが付加されて観れるのではと期待しています。ぜひ、お時間を見つけてご高覧くださるとうれしいです。

制作させていただいたとは言うものの、実際に笠間に出向いて、直接作業をすることは叶わず、下絵を渡し、それを職人さんが絵付けをするという不本意な形になってしまいました。ここに、下絵と出来上がりの図版を掲載しておきます。

素焼きの生地に描画した箇所が、釉薬を施し焼成すると生地のまま残り写真のようになります。自分が手がけることができたら結果がどうだったのかはわかりませんが、焼き物相手のあちら側に委ねる作業が多く関わる制作にはむずかしさが付き纏うと同時に、自分だけの世界観だけに陥らない不思議な救いというものが同居していて興味深いものです。そういった時間をどれだけ味方にできるかが作家という器の大きさに繋がるのかもしれません。

○主催
公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会茨城地区
○協力
東京ミッドタウン、茨城県窯業振興協会
○後援
茨城県工業技術センター窯業指導所「匠工房・笠間」
○問合せ先
公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会茨城地区
○担当
株式会社藤代範雄デザイン事務所
TEL.0299-57-0702 FAX.0299-57-0261