お猿の戯言 homosapiensaru's babble
2013年8月29日[木] 見る
みる こと
みえる こと
みえてくる こと
みえない こと
みようと する こと
そして
め の まえ に みえた こと
め の うしろ で みえた こと
め の りょうわき に みえた こと
め の うちがわ で みえた こと
このよ と あのよ と
えぶりしんぐ から かんじること
それ が だいじ
2013年8月24日[日] 告知
個展のinformationです。
2013年8月16日[金] 制作
夏休みに入った途端、プライベートの仕事に火が点くわ、
お盆休みは大学を閉め出されるわ、どうすればいいの?
個展の制作も滞り気味。
ようやく描きかけのキャンバスに手を入れると、
地塗りの施し方のなってないことに絶望する。
筆がキャンバスの表面を滑り、宙を舞う。
やれやれ〜。
2013年8月10日[土] 北海道立近代美術館
北海道教育大学の集中講義が無事に終わり帰路につく。takeoffは余裕をみて夜にしたし、北海道立近代美術館で開催中のシャガール展を観てゆっくり帰ることにした。
シャガールは、昨年の6月にも日本橋髙島屋で展覧会があって観ているので、どうかなぁと半ば期待をせずに入館したが、意に反して素敵でいろいろな刺激をいただいた。
北海道での開催の後、宮城、広島、静岡、愛知と続くが、こんないいものをなぜ東京で開催しないんだろうと残念に思う。
この展覧会は、シャガールが手がけたパリ・オペラ座の天井画制作にまつわる作品を中心に、彼のモニュメンタルな仕事にスポットが当てられ、晩年の精力的で精神性の高い作品が並べられている。
下の図版は、シャガールがパリ・オペラ座の天井画を制作中のときのものだ。1964年、パリのゴブラン織工場で描いている。このとき、シャガールは御歳80歳!アンビリーバボロ〜!
続いては、1958年、バレエ「ダフニスとクロエ」の舞台背景幕(第3幕)をパリ・オペラ座のベルティエ・アトリエにて制作中の図版だ。絵の中で描いている。
最後の図版は、2004年にパリ・オペラ座で公演されたクロード・べッシーへのオマージュ公演のときの第3幕のシーンだ。先ほどの図版でシャガールが制作中のものが実際の舞台ではこのようになって演じるものと観るものに迫る。とにかくその大きさに圧倒される。しかもクオリティの凄さ!
想像以上に見応えのある展覧会のカタログも充実している。廉価版(¥2,500)と豪華版(¥8,400)の二種類があって、廉価版も十分素敵だが余裕のある方には、ぜひとも豪華版をお薦めだ。私はうっかり廉価版を購入してしまったが…。
20代後半にフランスのニースにある国立シャガール美術館を訪れたことがある。シャガールのクリエイティブ魂が隅々まで行き渡った美術館だった。彼の作り出す作品たちは世界中のたくさんの人々を平和な気持ちにさせる。ロシアで生まれた東欧系ユダヤ人のシャガールが、フランスという国に於いて、国立の個人美術館を造らせてしまうというこの快挙(作家が存命中に建設されたのは初めてのことだそうだ)は、シャガールの個人的な野望などといったことではなく、世界の人々の「愛の画家」への創意が建設させたのだと思う。
2013年8月9日[金] 北海道教育大学
昨年に続いて、「イラストレーション」の集中講義に来ている。
受講者は10人にも満たないが、なかなか素敵な学生ばかりだ。
昨年は少々多過ぎて、全体を把握するのがやっとだったが、この人数であればアドバイスもそれぞれの顔を見ながらできるし、ひとりひとりの気持ちに届けることができるのではと思う。
今日は三日目。
午前中に個人的に制作をさせ、午後はグループに分かれて共同制作をさせた。
「北海道教育大学 芸術課程 美術コース」の広報用のイラストレーションをチームごとに考え制作してもらった。
明日は、今日の作品を講評し午前中で終わる。
他大学に来て、教員や学生と触れ合うと自分の普段の居場所が違って見えて来る。
研究室の学生のこと、これまでのカリキュラムのこと、これからの授業の在り方についてなどなど。絵を教えて行くということを、アカデミックになり過ぎず、また、社会に合わせ過ぎずに実践して行かなければならない。放任はダメだが面倒を見過ぎてもダメ。その加減を探り探りしながらまた後期に向かって行こうと思う。
2013年8月3日[土] あらうんどしっくすてぃとなりましたぁ〜!
ごじゅうろくですわ。
でもねなんだかいいきぶん。
じかんにおいつめられてるわ まったくゆとりがな〜いわ なんだけどね。
ふしぎときぶんはいいんです。
とにかくじぶんにまじめにやること!
いつもおなじこといってるけどね(笑)。
はぎのようにしなだれて、たわわにはなをさかせるぞ〜い!