お猿の戯言　homosapiensaru's babble

2013年12月28日［土］　来年の個展が決まりました。

今年は、本来の自分を取り戻すべく12月のコバヤシ画廊の個展に向けてしゃかりきがんばりました。
まぁ、問題もありますが、まずまずの成果を見出だせました。
そこで気を良くして、来年もコバヤシ画廊で続けて個展をすることにしました。
2014年6月23日［月］〜28日［土］です。この勢いに乗って突っ走ります。

2013年12月27日［金］　ヨックモック「ガトー セック バリエ」発売されました！

2013年12月15日［日］　ターナー展に行ってきました

今月18日［水］までとなったターナー展。個展の準備でにっちもさっちも行かずどのタイミングで行こう？と思っていたが、よく考えれば今日しか行く日ないじゃないの！ということでダッシュ！

最晩年だねぇ面白いのは。
周囲の人々は、「晩年は大雑把だね」「眼ももう見えないんじゃない？」などとかつてのしっかりとした描写をリスペクトしている様子が耳に取るようにわかる。そうじゃないのよ、晩年なのよ。あの曖昧模糊とした表情が次の芸術様式を生み出していくんだな。絵の説明のためのキャプションボードに書いてあることもしゃらくせいやな。この上にしっかりとしたモチーフを描き込んでいくぅ！？アンビリーバボロ〜でしょ〜！と私はそう思う。そう信じたい。

ターナーが死んだ年、15歳だったあの具象で世間を唸らせたフランスの画家ギュスターヴ・モローでさえ、最晩年には抽象画が面白いと言って、その世界を手探りしながら（確立はできず）死んでいった。その60年も前の人ではあったがターナーも描いていく内に描写ということ以上の何かを見出だして行ったのではないかと推測する。もともと、彼は光や空気や水のその様相に魅せられていた人であったろう…まぁ、これについても私の憶測ではあるが、こうやってその時代、時代に体制とは反する空隙を見つけ広げようとする者たちがいて、次の文化を創って行くのだと思う。

モネ然り、それに続く抽象表現をする作家たち然り…。
いずれにしても、正しく壊れた人の表現はイカす。ターナーもまた然り。

2013年12月15日［日］　昨日、個展が無事に終了しました

コバヤシ画廊での個展が無事に幕を閉じました。
たくさんの方にご高覧いただき、感謝の意に耐えません。
6日間というあっという間のできごとという感じでしたが、私に取ってはこれまでの何ものにも代え難い大変濃く充実した貴重な時間となりました。

2002年に絵画系の個展をと考え、シロタ画廊（銀座）で始めたはいいけれど、2008年までに5回やりましたがどうも自分の波をつかむことができず、ひとまず頭を冷すことにしました。昨年、友人の個展に伺ったときにその場で急に思い立って、堰を切るようにコバヤシ画廊に申し込んでいました。約1年前のことです。

それから水戸のギャラリーしえるの個展をワンクッション入れさせていただいて、あれこれと思考を巡らせていただき、このコバヤシ画廊へ結びつけることができました。

終わって今、ほんのうっすらと地面から芽が見えたように感じています。せっかくの芽が枯れることのないよう、精進努力いたす所存です。

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投稿した作品

・天気がよくなりそうだからそろそろ動き出す
　pigment on canvas　162.0 × 133.0 cm　2013

・まぬけとクレバーの間で
　pigment on canvas　133.0 × 133.0 cm　2013

2013年12月14日［土］　個展最終日のお知らせ

銀座のコバヤシ画廊で開催中の個展も本日土曜日、最終日となりました。
最終日の今日は17：00までですのでご注意ください。

本日は、終日画廊におります。
ぜひご高覧くださいますようお願い申し上げます。
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谷口広樹　展　「濾過」

2013年12月9日［月］ー 14日［土］
11：30 - 19：00（最終日17：00まで）

コバヤシ画廊
〒104-0061 東京都中央区銀座3-8-12 ヤマトビルB1

http://www.gallerykobayashi.jp/

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画廊に入って左手の壁に展示してある作品の部分です。
130.3×162.0cm　Pigment on Canvas　2013
タイトルは会場で！

2013年12月1日［日］　個展開催のお知らせです。

代々木上原に続いて、銀座で個展を開催します。
平面系の現代美術を扱う老舗のコバヤシ画廊での個展です。
今回は絵画系の大きいサイズの作品を展示します。
どうぞご高覧ください。
詳細は”exhibition”のページでどうぞ。

　→　exhibition